| ●おたく的追補・ もうそろそろ、先行レイトショーで見てらした方にいらっしゃいますね。 申し訳ない……二月二十一日に、イライジャ・ウッドなど出演者が舞台挨拶をする、というプレミア・ショーがある、ということで、またしても角川のご好意で潜り込ませていただきました。ありがとうございました〜、K先輩〜(いえ、手配をしてくださったのが、今は角川で編集者になっている、大学の時のクラブの先輩で……)。 舞台挨拶をしたのは、プロデューサーのバリー・オズボーン、フロド役のイライジャ・ウッド、レゴラス役のオーランド・ブルーム、アルウェン役のリヴ・タイラー、メリー役のドモニク・モナハン、ボロミア役のショーン・ビーンでした。アルウェンが来ていて、なんでアラゴルンがいないんだ、などとちょと思いましたが、ボロミアは今回、来てくれないと、次回はないので納得。レゴラスは本当の髪の色はブラウンで、印象、ずいぶん、違いました。髪がブラウンだと、すごくふつーのハンサムです(笑)。 なんといっても可愛かったのは、やはり、イライジャ・ウッド……すごく小柄な人で、アルウェン役のリヴ・タイラー、メリー役のドモニク・モナハンに懐いて抱かれていると、まるで子供みたいで、とても華奢です。遠目にも青い瞳がはっきりわかるくらい目が大きくて、ちょっとどきどきしました。映画の中でも、このイライジャ・ウッドくんの白くてきれいな肌、特に首筋から胸元辺りなんていつもどきどきしていたのですが……第三部ではフロドにはオークたちに捕まって、裸にされて笞打たれるシーンとかもあるのですが、やるのかなぁ──可哀相。まぁ、その辺りが公開されるのは二年後ですが(^_^;)。待ち遠しいなぁ。<笞のシーンが、ではないですよ(念のため)。 ボロミア役のショーン・ビーンは、スーツ姿でしたが、戦士姿の方がちょっぴりかっこいいな、と思いました、ごめんなさい(笑)。髭は、役柄通りにして来て欲しかったなぁ。 で、人さまより先に二回目を見てしまったのですが。 ええと、レゴラスの弓の件は確認……ロスロリエンの森の前と後ろでは、弓は違います。ちゃんとモリアの坑道までの戦闘では、闇の森エルフが使う、金の飾りがある黒い短い弓を使っていて、ロスロリエンの森以降が、宣材やポスターに描かれている長くて白い弓になってます。 あと、指輪戦争の経緯の説明って、最初だったのね……なんだか、原作のほうの印象を引っ張っていたせいか、エルロンドの御前会議の辺りだったような錯覚を起こしていました。 神代創さんから伺ったのですが、なんでも、この作品、最初のディレクターズ・カットだと三時間四十分あったそうで──。だから、そのパージョンだと、ロスロリエンの森を一行が出る時に全員がガラドリエルから贈り物を貰うシーンもあったのだそうです。 ……そうか、やっぱり。たぶん、それだと、ホビットたちの旅のもっとゆったりした流れのシーンもあるのかもしれませんねぇ……。指輪おたくのわたしは、今から、その三時間四十分バージョンが見たくてたまりません。アメリカでは、映画バージョンのDVDが九月に、カット部分を追加したDVDが十一月には出るというので……たぶん、買ってしまうでしょうねぇ。ああ、アカデミー賞、獲れますように。『千と千尋の神隠し』も金熊賞を獲ったし! おめでとうございます、宮崎監督、あの作品は本当にファンタジーの秀作だと思います。 ホビット庄のシーンは、何度見ても感動でした。子供たちが本当に可愛い。あのぷっくりした頬……さらってきちゃいたい。そして、最後のボロミアのシーンでは何度見ても涙が出てきてしまいます。 ああ、困った──わたしは、この映画に関しては、リピーターになりそうです。 封切りと同時に、わたしもまた、映画館に駆け込むでしょう。 試写会には、四人ほどの子供を連れてきていた、白人の太ったお母さんがいました。お母さんは、分厚い指輪物語の本を腕に持っていて、そばかすだらけの金髪の男の子たちがそのお母さんの回りにまとわりついてました。たぶん、あのお母さんは、指輪物語を子供たちに読み聞かせていて、今日の映画を見た後も、家に帰ってから、ベッドの中で指輪物語について興奮して話をする子供たちに、「どうして、みんなはひとつの指輪にあんなふうに誘惑されたんだと思う? 人は、何故、力に弱いのだと思う?」とか、話して聞かせるんだろうなぁ、と思いました。 この映画「ロード・オブ・ザ・リング」は、そういう映画だと思います。ワルキューレのオペラを見に行く時のように、下準備をして、本を読んで見に行ってくれればベストです。 原作の本を片手に、映画を見る。映画を見て、また、原作を読む。逆にいえば、そういう見方をしない人、本は嫌いだ、という人には、ちょっと……苦しいところもあるかも。三部作の第一部ですしね。 でも、そういうファンにとっては、たまらない映画です。 クレジットに、ギル・ガラドの名前があったので、戦闘シーンのどこにギル・ガラドがいたのかなぁ、エルロンドしかみつけられないけれど……と思ったら。そうか、最初の、エルフの三つの指輪の持ち主としてガラドリエルと一緒に映っているのは、ギル・ガラドですね。ようやく納得。──などというオタクな見方をしろ、とまでは言いませんが(笑)。 |