『妖かしの館』美族シリーズ

『妖しの館』美族

『惑乱の華』美族

『至宝の佳人』 美族 

光文社文庫 光文社・発行 


 都内の名門私立中学に通う、母親譲りの美貌の少年、浩一。
 彼の家に、 ある日、一枚の絵が届く。庭先の少女を描いたその絵のモデルは、幼い日
の母であったという。その頃から、浩一と、弟の滋生の身辺で、奇妙な歯車が回り始める。
何かが、兄弟を脅かし始めたのだ。
 同じ頃、浩一は、同級生の兄である天才画家、吉田隆司と出会う。
 彼は、浩一に絵のモデルになるよう、依頼する。本能的に恐れを感じ、その申し出を断る
浩一だが、彼に惹かれずにはおられない魅力を感じ始める。そして、その頃、浩一は父から、
母の血族にまつわる不思議な話を聞か される。
 ……“美族”。  
 
 人にとって、“美”とは何か。