『クリセニアン年代記』シリーズ
(1)「天を継ぐ者」 (2)「邪眼の美皇子」
(3)「エルメールの虜囚」 (4)「月影の暗殺者」
(5)「水晶の谷を越えて」(6)「蒼き若鹿の風」
(7)「琥珀の結界」 (8)「純白の花嫁」
(9)「緋の逃避行」 (10)「黄金の呪縛師」
(11)「闇聖神殿の祈り」(12)「凍れる都」
(13)「神よりも深き闇」 (14)「囚われの翼」
(15)「千の暁の彼方に」 (16)「果てなき祈りの声」
(17)「勝利の夢ははばたく」(18)「天の扉が開く時」
小学館キャンパス文庫 小学館・発行
バハウ帝国により、国を滅ぼされた亡国の王子、フェラン。 兄のジークとともに、隣国リンバーグ皇国に身を寄せたフェランは、故国の再興の ために戦っていた。 リンバーグ皇国で暫定的な女王の地位につくゼルミナがふたりの王子を擁護してい たからだ。 そこで、〈魔法神殿〉から“天を継ぐ者”との予言を受けたフェランは、ゼルミナ の娘、リュキア皇女の婚約者とされていた。〈魔法神殿〉から“天を継ぐ者”との予 言を受けている者は、もうひとり、いた。バハウ帝国の黄金の髪の皇子シャリザーン である。 そして、ある日、フェランは、国が滅びた日に、宮殿の奥深くにみつけた、黒髪の 美しい翼人と、リンバーグ皇国のビゼア宮殿で再会する。 翼人アルジェリックは、あなたこそがわたしが待っていた人だ、とフェランに告げ る。わたしは、あなたの翼だ、と。〈天界〉より降りてきた翼人アルジェリックを巡 って、運命の輪が巡り始める……。 |